カスタムインソールサービス

概要

カスタムインソールサービスは、INFOOT で計測した足形データと 靴型から生成したインソールベースデータを使い、 足と靴両方にフィットするカスタムインソールの製造、 もしくはその製造のためのデータをダウンロードすることができるサービスです。

  1. 3Dインソール形状データの生成、ダウンロード
  2. インソール切削データ（NCデータ）の生成、ダウンロード
  3. 実際のインソールの製造（両面切削）
のいずれかまでをWeb経由で行うことができます。

Custom Insole

詳細

の両方を使用することで、インソールの底面形状は靴にフィットし、 表面は足にフィットするようなインソール形状データを生成します。

インソールベース

まず最初に、靴型の底面形状を平らにしたような「インソールベース」を作成しておく必要があります。
インソールベースはカスタムインソールサービスを利用する各々の靴モデルの各々のサイズ毎に作成します。
このインソールベースを作成しておくことでインソールの底面形状が靴にしっかりとフィットするようになり、 靴とインソールの位置ずれを防ぎます。
そうすることで、靴内における足の位置をコントロールすることができるようになります。

このインソールベースは iTouch サーバー 内でデータベース化され、靴モデルの情報等に関連付けられます。

3Dインソール形状データの生成

靴とそのサイズが決まり、INFOOT で足形データを iTouch サーバーに送信すると、 次はその足とインソールベースの形状を使ってインソールの形状データを生成します。

靴モデルごとにあらかじめ決まったカスタマイズ方法（スクリプト）を用意しておき、 それに則って自動的にインソール形状が生成されます。
生成されたインソール形状を一般的な3DCAD形式に変換してダウンロードすることもできます。

インソール切削データの生成

次に、インソールを両面切削するためのNCデータを自動生成します。

NCデータのダウンロードまでのご利用の場合、主軸回転速度や切削方法等の切削機の設定情報が必要となります。
複数の種類の切削機をご利用の場合は、それぞれの切削機設定を選択してNCデータを生成・ダウンロードします。

インソールの製造

インソールを両面切削で製造します。

インソール素材を選定/選択し、I-Ware Lab がインソール切削に特化して開発した3軸切削機で両面切削します。
両面切削することで、靴にも足にもフィットするインソールができあがります。

管理

また、これらの工程の現状況をWeb上で管理することができます。

Insole Service Diagram