LastMeasure

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概要

LastMeasure
LastMeasureとは?

LastMeasureは、靴型に特化したソフトウェアツールボックスです。
靴型にまつわる様々な作業を簡潔化します。

INFOOT を使用することで、靴型の計測も LastMeasure 上で行うこともできます。
現実世界の靴型をデータ化することにより、靴型の在庫の削減にも貢献します。

靴型の計測、フェザーエッジの取得、アッパーとボトムの分割、メッシュ生成、インソールベースの生成等、 汎用CADを使うと煩わしくなりがちな作業を簡潔にする機能をワンパッケージにしました。
生成したデータはSTLやOBJで出力でき、またデータベースで管理することもできます。

機能・特徴

  1. INFOOTを利用した靴型計測、もしくは他で作成したCADデータ読み込み
  2. フェザーエッジやアッパーボトム分割等のデータ生成
  3. データのDB管理とCADフォーマットでのエクスポート
  4. かがみ式プラグインで靴型寸法の定量化

[注] かがみ式については かがみ式靴教室 をご覧ください。

LastMeasure

詳細

靴型形状 / 寸法の取得

INFOOT を使用して、LastMeasure上で靴型を計測することができます。
形状のみならず、底面長や周囲長など、靴型の各寸法を正確に取得します。
また、元々靴型のCADデータをお持ちの場合は、それを読み込むこともできます。

フェザーエッジの生成

多くの靴型にはアッパーとボトムとを分ける角張った部分(フェザーエッジ)があります。
殆どの光学式計測機で計測した靴型データでは、この部分を完全に角ばった状態で取得することが難しく、 それはINFOOTでも同じでした。

LastMeasureでは、INFOOTで計測したデータであれ他の計測機で計測したデータであれ、 この失われたフェザーエッジを再生し、さらにラインとしてデータ化することができます。

アッパー / ボトムの分割

アッパーとボトムが一体となっている靴型データをアッパーとボトムに分割し、 それぞれ別のメッシュデータとして生成することができます。

インソールベースの生成

靴型データからインソールのデータ生成等に使用される、底面がフラットなインソールベースを生成することができます。
生成したインソールベースは InsoleEditor で使用して 靴の形に沿ったインソールデータを生成することができます。

データベース化
形状データ、計測データ情報、寸法をデータベース化し、簡単に計測データを管理することができます。
データのエクスポート
生成したデータは、それぞれSTLやOBJ等の一般的なCADフォーマットでエクスポートすることができます。
寸法はCSVでエクスポートされます。
足形と靴型の比較
LastMeasureでは、足形データをインポートし、靴型データに沿って変形させることができます。
この機能により、靴型と足形の比較を視覚的に行うことができます。
かがみ式プラグイン
プラグインにより、靴型データへのかがみ式基線配列が可能となります。
これによって靴型寸法の定量的な記述や比較が可能となります。
また Diplus 版のかがみ式プラグインを併用することによって 足と靴型と寸法上の関係を定量的に記述することができます。

製品仕様

動作環境
PC本体 USB2.0 インターフェースを搭載したPC/AT互換機
OS Microsoft Windows 7, 8, 10
CPU x86互換 1.6GHz以上 (マルチコアCPU推奨)
メモリー 2GB以上
グラフィック OpenGLに対応しているグラフィックスカード
HDD ソフトウェアインストールのために空きが20MB以上必要